今回入手したのは、MSIのハイエンドゲーミングマザーボード「Z97 GAMING 9 AC」
まず開梱。
意外にずっしりと重いマザーボードを脇によけて、付属品の確認です。
開けてビックリ、なんかいっぱい入ってます。
SATAケーブルは余りそうです。
その他、マニュアル、ドライバディスクとソフトウェア、無線関係のアンテナ類、IOパネルもクッション付きです。
また、
面白かったのは、外部に4ピンペリフェラル、E-SATAが2個リアIOスロットから出力できるパーツがありました。
それだけではなく、SATA電源の出力ケーブルや4ピンペリフェラル電源からの「オーディオダイレクトパワー供給」のケーブルまであり、重低音に効果があるとのこと。
もちろんマザーボード側にもあり、どれだけサウンドに力を入れているかわかりますね。
また、通電確認用のケーブルもあり、この付属品でできないことは少ないと思います。
ゲーミングマザーお決まりの、ドアプレートもありますし、各種ケーブル識別用のシールもあります。
最後に「これはいいな」と思ったのが、見開きの大きめの紙面にマザーボードの写真と、各種ピン類の説明やコネクタ類の場所が一目でわかるようになっているものです。非常にわかりやすい説明の仕方です。
性能その他機能はMSIのホームページに書かれているので、多少割愛しますが、今回はイタリア製のまな板で組んでみました。
組んだ感想は、非常にオーソドックスな作りで、この性能と機能を持ちながら、初心者でも組みやすいマザーボードです。
しかしスイッチ類のピンは、マニュアルを見ても少々わかりにくいところもあり、二分割になっているのでもう少々スペースをとって一列にしてほしかったところです。
ただ、これはケースの配線にも依存するので、しっかりとマニュアルを見れば問題ありません。
あと、サウスチップが結構熱くなるのが気になりました。
動作的には問題なしです。
ここからは本領発揮。
ゲーミングマザーとはいえ、ハイエンドに位置するこの「MSI Z97 GAMING 9
AC」は、極令オーバークロック用の電圧測定用コネクタがついています。
また、電源フェーズもしっかり作られていて、ベンチマークをしても熱くなることはありませんでしたしメモリもDDR3-3300まで対応するらしく、今回のDDR3-2400でも如何なくその性能を発揮し、ヒートシンクが全然熱くならないところを見ると、この「MSI Z97 GAMING 9
AC」で長時間高負荷なゲームをプレイしても、非常に高い耐久性を持っていることが想像できます。
CPUはi7の4690で、オーバークロックはできませんでしたが、ゲームをするのであれば十分な性能です。
Expressこそついていませんでしたが、SATAが8ポートあり、十分ではないかと思われ、その分USB3.0コネクタやUSB2.0コネクタが充実しています。
また、このマザーボードの最大の特徴であるサウンド回路はとてもクリアですばらしいもので、今回はプリメインアンプとトールボーイスピーカーを使用して視聴してみましたが、特にデジタルサウンドの低音の伸びや高音の情報量は、ゲームプレイにおいて没入感を高めると思います。
LANはゲーミングチップとして定評のあるKILLER、SSDはM.2対応で10Gb/sまで、反応速度の速いゲーミングデバイスポートや、ワンプッシュでシステムを約120%までオーバークロックできるボタンまでついています。
もちろんハイエンド機らしく、高速WI-FIとBluetoothも付属品でついています。
BIOSはマウスで直感的に操作できますが、階層が深くなる場合は知識が必要です。
全体の感想としては、他メーカーのマザーボードと比べても、なんら遜色はないですし、ハイエンドマザーだからといって、気負って何かすることもなく、非常にユーザーフレンドリーな一枚だと思います。
この「MSI Z97 GAMING
ACは」特にサウンドにこだわるゲーマーには、ぜひお勧めしたい一枚です。
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